海外旅行できる牛
ヨーロッパの牛たちは、酪農家に与えられる手厚い助成金のおかげで、世界で最も優遇されています。
欧州連合(EU)内の牛は、通称CAPこと「共通農業政策」によって、1日当たり2.5ドルの助成金を受けているのです。
カトリックの援助機関CAFODはこれを、2100万頭に上るEU内の牛がすべて、年に1度、世界1周旅行に行ける金額だと言い換えました。
牛たちは、400ポンドの小遣い銭まで持って、ロンドン、上海、香港、シンガポール、ハノイ、シエムリアップ(カンボジア)、ブリスベン、ラロトンガ(ニュージーランド)、ロサンゼルス、サンフランシスコなどを周遊できるのです。
さらに驚くべきことは、これが世界で最も多額の助成金を受けている牛というわけではないことです。
世界銀行によると、その座にあるのは日本の牛たちで、1頭当たり1日7.5ドルが支給されています。